つぶやきながらめざすのは

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スピッツの「田舎の生活」に憧れるド田舎出身者、それは私です

スピッツの「田舎の生活」という曲をご存じでしょうか?

これは名曲です。個人的にスピッツの中で五本の指に入る名曲だと思っています。
誰もが憧れるような、まさに田舎の風景を素敵な歌詞にしています。
主産業はもちろん農業で少子化・過疎化の凄いド田舎で生まれ育った私もまた、この歌詞の生活に憧れるひとりです。
私が小学生だった頃すでに全学年ひとクラスずつしかなく、生徒も全校で150人くらいでした。現在は全校で50人もおらず、子供が少なくなりすぎて合同学級になっているようです。
 
さすがに、野ウサギは見たことありませんがタヌキやイタチはたくさんいました。
夜空にまたたく星の群れは、たいへん良く見えたことを思い出します。
夏休み、家のすぐ裏の川沿いで、人しか通れない道に姉妹やいとこ達で寝転んで星がいっぱいの夜空を見上げてワーワー言っていたのを思い出します。流れ星もたくさん見えて…。
ああ、懐かしい…楽しかったな。
 
しかし狭い人間関係のしがらみを嫌というほど経験し、自分の田舎にはできればもう住みたくはないとすら思っています。
歌詞にあるような田舎の風景って、ノスタルジックなイマジネーションで、誰もが抱く憧憬であるのだと思います。実在しないものなのだと。
もしくは、実際の田舎の生活を切り取った一場面。
それをマサムネ氏が素敵な言葉で表現してくれたんですよね。
 
そんなことを、土付きゴボウの泥を台所のシンクで流しながら考えていました。
 
根野菜の泥を洗う君と〜縁側に遊ぶ僕らの子と♪
うつらうつら柔らかな日差し
終わることのない輪廻の上〜
 
これまではマンション購入ばかり考えていましたが、「田舎の生活」のように縁側のある家に住みたいな…という考えも浮かんでいます。
来年くらいには家を購入する予定なので、いろいろと考えなくてはなあ。
そして貯金に励まなければ。